将来への想い

グローバル化や技術革新が格段に進んだ今日の社会で、人々の生活はある種の豊かさや便利さを獲得してきた一方で、かつて経験したことのないような様々で難しい課題や歪が数多く発生してきています。
特に東日本大震災後の日本は、経済面のみならず、旧来の根幹をなす社会制度の破綻が顕在化し、辛うじて続いてきていた地域社会でのつながりをも寸断してきています。
こうした中で我々市民は、政府や地域の行政をただ批判したり、一方的に頼るだけではなく、私たち一人一人が自覚を持って、本来日本人の良さとされてきた地域やそれぞれが関わる身近な人間関係の中での”和”を取り戻し、今の若者達やこれから生まれてくる我々の子孫に対して、少しでも明るくだれもが住みやすい社会を築いていけたらと思っています。

NPO法人などの市民活動組織は、その経済基盤や組織体制は驚くほど脆弱ですが、文字通り人々の和や連携をバックに、個々の力や想いを結集していくことで、少しでも改善ができていくように、大胆かつ細心に活動を続けていきたいと思います。

NPO法人ねっとわあくアミダスは、そのために中期的目標を次のように設定しています。
  • ミッションをきちんと継続的に果たすために、経済的な自立と組織化を目指す
  • 世代を超えて賛同者を広く集め、より地域に密着した社会性を身に着ける
  • 行政や他の団体との連携を強め、より市民に分かり易くかつ役立つ活動にする